
社員インタビューVol.04
父親の影響で樹脂材料を学ぶ道へ。失敗しても改善点を見つけ立ち上がる、ものづくりへの情熱は誰にも負けない。
PROFILE
- JOB技術職
- GROUPデバイスビジネスユニット 第二開発グループ
- 入社年2021年

学生時代の研究を活かし、部材の開発職を志す。
仕事で樹脂を扱っていた父親の影響もあり、学生時代はバイオプラスチック材料に関する開発や研究をおこなっていました。就職活動で軸にしていたのは、社会貢献度や安定性、生活に根付いた企業であるかどうか。朝日インテックは、所属する学科の卒業生から人気の就職先として、大学から紹介されて知りました。チャレンジ精神旺盛で勢いがある企業という印象で、将来の展望が明るいと感じましたね。
入社後は、デバイスビジネスユニットに所属。第二開発グループは静岡を拠点にしており、ガイディングカテーテルなどに使用される、樹脂製の医療部材を新規開発するのがおもな仕事です。メディカル事業統括本部が求めるニーズやクオリティに先回りして応えられるよう、チーム内だけでなく他事業部を含めてディスカッションを重ねることも。莫大な種類の樹脂を扱いますが、学生時代にプラスチックについて学んでいたことで、イメージを膨らませやすくなっていると感じます。

同じ熱量を持った仲間と働ける喜び。
日々の具体的な仕事内容は、既存材料や新規材料を用いたカテーテル部材の開発です。部材の評価もおこない、評価データの分析結果とものづくりの現場で改善点はないか探します。また、どんな材料があるかの探索や特許調査もあります。関連する展示会や学会に足を運ぶことも少なくありません。
新規開発で難しいのは、会社としては新しい部材や組み合わせであっても、世の中には既に存在している場合があること。ただ、それは優れた面があることが実証されていると言い換えられます。材料を混ぜたり、加工方法やカテーテルへの組み込み方を検討したりして、既存のものと違うところに目を向け、「より良いものを作ってやる」という気持ちで挑んでいます。現在は、同期と一から携わった製品を世に出そうと奮闘中。同じ熱量を持った仲間と仕事ができるのはすごく楽しいですし、仕事のモチベーションにつながっています。
最近では、ドクターの声を直接聞ける機会も増え、そういう場での意見に対し、アイディアが浮かぶ瞬間にもやりがいを感じます。

失敗にきちんと目を向けることが、次の成功に。
上司は部下一人ひとりと話す時間をしっかりとって、チームをより良くしようと考えてくれます。その姿に影響され、私も後輩には声をかけるよう意識しています。
入社後のデバイスビジネスユニットでの研修は、実際にものづくりの工程を見て学ぶことからスタートしました。仕事を覚えながら各担当者に教えてもらうこともありますが、質問しやすい環境が整っているので、心配しなくても大丈夫です。
私自身が“失敗しても、ちゃんと報告して次の策を立てれば、落ち込みすぎる必要はない”という性格。朝日インテックにはそれができる風土があり、新入社員にはほかの人の良いところを盗んでほしいと思います。
また、ワーク・ライフ・バランスについては、仕事とプライベートのメリハリをつけて働けています。プライベートでは会社のサークル活動に所属してゴルフや山登りを楽しんだり、サウナや食事に出かけたりすることもありますよ。

自分が携わった製品を、いち早く世に届けたい。
ここ数年内の目標として、自分が携わった開発品をいち早く世に出すことを掲げています。より長い目で見ると、所属しているチームの雰囲気がすごく良いので、自分もいずれチームを築く立場になってみたいという想いもあります。
先日のタイ工場への出張を機に、英語を話せるようになりたいというモチベーションも生まれました。現地社員の質問力や英語力に圧倒されると同時に、日本人のシャイな部分も感じ、良い刺激になりました。
就職活動中の方には、学生時代の専攻と関係なく、元気のある人やチャレンジできる人が、仕事でもやりがいを見つけられると伝えたいです。私は樹脂を扱う部署にいますが、ほかにも機械設備やプログラム、生産管理に品質保証と、さまざまな部署が存在します。社内一貫生産体制の朝日インテックなら、力を発揮できる環境がきっと見つかる。前向きな思いさえあれば、誰もが活躍できる会社だと思います。
