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脳卒中

Healthcare

監修:竹内 昌孝 先生 (西湘病院 脳神経外科部長)

脳卒中とは脳の血管が詰まったり破れたりすることによって、脳に血液が十分に届かなくなり、脳の一部がダメージを受ける疾患です。

脳梗塞

脳出血

くも膜下出血

脳の血管が突然詰まり、血流が途絶え脳の神経細胞が死んでしまう

血管が破れ、脳内に血液が流れ出し血の塊を作り、脳を圧迫する

脳の動脈にできたこぶ(脳動脈瘤)が破裂してくも膜下腔に出血が生じる

脳卒中は、昔は脳に血が溢れる状態という意味で脳溢血(のういっけつ)とも呼ばれていました。

脳卒中の種類

脳卒中は血管が詰まるタイプと破れるタイプがあり、大きく3種類に分類されます。その中でも脳梗塞は全体の約6割をしめています。

脳卒中の初期症状

キーワードは 「FAST」
Face, Arms, Speech のうち ひとつでも症状があれば 脳卒中の可能性は70%以上といわれています。

症状が治まっても要注意  一過性脳虚血発作 (TIA:TransitIschemic Attack) とは

症状が現れても数十分以内に症状が治まることがあります。これは脳への血流が一時的に悪くなって発症したもののその後血流が改善し、症状が消える状態のことで一過性脳虚血発作といいます。一過性脳虚血発作はその後3ヶ月以内に15-20%の人が脳梗塞を発症するともいわれます。症状が治まっても放っておかず、受診をすれば脳梗塞の予防につなげることができます。