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インターベンションとは

インターベンションとは、心臓、血管、肝臓、脳、消化器、泌尿器などの病気に対する治療法の一つで、主に皮膚に開けた直径数ミリの穴からカテーテルと呼ばれる細いチューブを血管に挿入し治療を行う治療法です。治療する部位が心臓であればInterventional Cardiology、肝臓や脳など放射線科が担当する部位であれば Interventional Radiology (IVR)と呼ばれます。インターベンション治療のほかに、薬物療法や外科治療がありますが、症状が重くなると、薬物療法だけでは対応できなくなる場合があり、また、外科治療の場合は、全身麻酔で体に大きくメスを入れる大掛かりな手術となります。これに対してインターベンション治療は患者の負担が非常に少ない治療法として、近年、大きく脚光を浴びています。傷が小さいため術後の回復が早く、3〜5日と非常に短い入院日数で、患者のQOL(Quality of life)を大きく改善すると共に、患者の経済的負担の軽減や、政府の医療費抑制策へも貢献する治療法と言われています。

経皮的冠動脈形成術(PTCA)

経皮的冠動脈形成術(PTCA)とは、インターベンション治療の一つで、狭心症や心筋梗塞の治療を行うための治療法です。コレステロール等が沈着した結果、狭くなったり、つまったりした冠動脈を、バルーンカテーテルと呼ばれる先端にバルーン(直径1〜5mm程度の風船)のついた細いチューブなどを使ってひろげ、血液の通路を再構築します。現在では、国内1,000を越える医療施設で年間約15万症例のPTCAが行われています。

コレステロール等が沈着した結果、狭くなったり、つまったりした冠動脈には、血液が流れにくくなっています。この部分にガイドワイヤーと呼ばれる直径0.3mm程度の細いワイヤーを通過させます。

ガイドワイヤーに沿って、バルーンカテーテルを血管の狭くなっている部分まで進めます。

血管の狭くなっている部分でバルーンを膨らませ、内側から血管を押しひろげます。

狭くなっていた部分がひろげられることによって、再び血液の通路が構築され、血流が回復します。

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